DeNA・勝又が両軍28安打25得点大乱打戦の主役!野手転向5年目の苦労人「夢みたい」初猛打賞4打点

[ 2026年4月22日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA16―9阪神 ( 2026年4月21日    横浜 )

<D・神>7回、勝又は2点適時打を放つ(撮影・須田 麻祐子)
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 苦しんだ分だけ喜びも大きかった。プロ8年目で初の猛打賞。DeNA・勝又が「BLUE☆LIGHT SERIES」として開催された一戦で最高の青い輝きを放った。

 「1軍で猛打賞を打てるなんて思っていなかった。夢みたい。幸せな一日でした」

 両軍合わせて28安打25得点の大乱打戦で主役を張った。5―5の5回2死二塁で中前へ勝ち越し適時打。山本の押し出し四球で勝ち越した7回は、なお無死満塁から中前への2点打でリードを広げた。1点差に迫られて迎えた8回1死二、三塁では勝利を決定づける中前適時打。3安打4打点で今季初の4連勝を呼んだ。

 苦労の連続だった昨年までの7年間。それを振り返り「諦めないでくれて、最後までやりきってくれてありがとうと(自分に)言いたい」と言った。日大鶴ケ丘から18年ドラフト4位で投手として入団。3年目の21年オフに戦力外となり、育成選手として再契約したのを機に投手から野手へ転向した。「野球を辞めようと思ってたので、野手になるチャンスを頂き、もう後悔したくないと」。素人同然だった外野守備を徹底的に練習。1軍への道のりは険しく、24年には右手首の手術で長いリハビリ生活を余儀なくされた。それでも「明日死んでもいいくらい準備しよう」とひたむきな努力でつかんだ8年目。12日の広島戦で挙げたプロ初打点をきっかけに攻守で躍動する姿には、相川監督も「今までの思い、悔しさをぶつけてくれている」とほほ笑んだ。

 試合中のベンチで打ち込まれた中継ぎ陣から次々に「ナイスバッティング。ありがとう」と言われた。「僕も投手だったから。それが一番うれしかった」。苦労人だからこそ言える言葉だった。(秋村 誠人)

 ◇勝又 温史(かつまた・あつし)2000年(平12)5月22日生まれ、東京都出身の25歳。日大鶴ケ丘では最速152キロ&高校通算30本塁打の二刀流として活躍も、甲子園出場なし。18年ドラフト4位でDeNA入団。21年オフに戦力外から育成契約を結び、野手に転向。23年に再び支配下選手となった。1メートル80、90キロ。右投げ左打ち。

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