巨人・戸郷7回零封 福呼ぶ福島いわきで復活1勝 首位ヤクルト斬り1・5差 破竹7連勝導いた

[ 2026年5月20日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2-0ヤクルト ( 2026年5月19日    いわき )

<ヤ・巨>力投する戸郷(撮影・光山 貴大)
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 巨人・戸郷翔征投手(26)が19日、ヤクルト戦で7回5安打無失点と好投し、今季初勝利を挙げた。昨季から不振が続き、開幕2軍と出遅れた今季。3度目の登板で復調の白星を手にし、阿部政権下では最長タイ、2年ぶりの7連勝に導いた。チームは福島・いわきで10年以来16年ぶりの勝利となり、地方球場は今季5戦5勝。今季最多の貯金6とし、首位ヤクルトに1・5ゲーム差に迫った。

 久しぶりの勝利の味をかみしめた。戸郷が苦しみ抜き、今季初勝利をつかんだ。「ここ1年半くらい苦しい投球が続きながら、監督も使ってくれて、期待に応えられて良かった。久しぶりに気持ち良く試合が終えられた」と感慨にふけった。

 エース復権へ、ピンチでギアチェンジした。2―0の3回に味方のミスもあり1死満塁も「カバーしてあげたい」と内山を140キロフォークで空振り三振。続く増田を中飛に打ち取ると、グラブを叩いて吠えた。7回5安打無失点。今季最多115球の力投だった。

 習慣も変わった。3年連続2桁勝利をマークしたが、昨年は8勝で自己ワーストの9敗を喫した。今季もオープン戦で結果を残せず、1年目の19年以来の開幕2軍スタート。どんな結果でも午前0時を過ぎれば切り替えるのを自身の“決まり事”としていたが、「日付が変わってもある程度考えてしまいました」と眠れない夜もあった。受け止めるのに時間がかかった。

 不振脱却へ過去の自分を追うことをやめ、大胆にフォームを変えた。元同僚の菅野(ロッキーズ)も“魔改造”した久保巡回投手コーチによる改造に着手した。胸の前で構えたグラブを横に引いてから始動。「無駄をなくした。一番力の伝わりやすいように」と説明する。「試行錯誤してきた中で、真っすぐの強さ、フォークの落ちが出てきた」と手応えをつかんだ。

 チームは7連勝。戸郷は次戦、中7日で27日のソフトバンク戦(東京ドーム)に向かう。「1勝勝つ厳しさを感じている。続けていける投手がチームの柱になれる」。エースが戻ってきた。(青森 正宣)

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