八戸学院大 あと1死から…痛恨走塁妨害でサヨナラ負け

[ 2019年6月10日 15:37 ]

全日本大学野球選手権1回戦   佛教大4―3八戸学院大 ( 2019年6月10日    東京D )

 八戸学院大は初戦突破まであと1死までいきながら、痛恨のサヨナラ負けを喫した。

 4番・武岡大聖外野手(3年、生光学園)が2、4回と2打席連続本塁打を放って3点をリード。先発の大道温貴投手(3年、春日部共栄)が8回まで無失点と粘ったが、9回に1死満塁で降板。2番手の中道佑哉投手(3年、八戸学院野辺地西)に交代したが、つかまった。2死満塁から押し出しで1点差に迫られると、3番・野嶋に中前打を浴びた。三塁走者が返り同点、さらに二塁走者も本塁へ突入。返球のタイミングは完全アウトと思われたが、走塁妨害と判断され、無念のサヨナラ負けとなった。

 この日はOBの西武・秋山や昨年のエースで巨人の高橋らが応援に駆けつけた。

 正村公弘監督は「投手の交代が遅かったのが敗因。選手に申し訳ない。最後はオブストラクションと。そう言われたら仕方ない」とがっくりを肩を落とした。

 試合後、取材対応した大会審判部の小山克仁幹事は「ルール通り走塁妨害を適用した。故意ではなくても明らかな走塁妨害だったというジャッジメント。コリジョンルール(の適用)ではない。(走塁妨害での幕切れは)今まであまりないケース」と説明した。

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2019年6月10日のニュース