ヤクルト村上、本拠連敗ストップ弾!決勝2ランでセ打点王もキープ

[ 2019年6月10日 05:30 ]

交流戦   ヤクルト9―4オリックス ( 2019年6月9日    神宮 )

6回無死一塁、村上が右越えに2ランを放つ(撮影・篠原岳夫)
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 新たな連敗地獄を止めたのは、19歳のスラッガーだった。ヤクルトの村上が3―3の6回に決勝の16号2ラン。小林のフォークを捉え、右翼席上段に叩き込み「追い込まれていたので、三振しないことだけ考えた。最高の結果が出てうれしい」と笑顔で振り返った。

 2日に連敗を16で止めたが、本拠・神宮での連敗は11と続いていた。70年に球団が記録した本拠地でのプロ野球ワーストとなる14連敗も近づいていた。悪夢を吹き飛ばす特大の一発。「勝てたことが一番良かった。これからは連勝ができるように」と力強く言った。

 5試合連続打点でセ・リーグトップの打点を48に伸ばした。2月に19歳になった村上が打点王を獲得すれば、セ・リーグでは巨人の長嶋、王の22歳の最年少記録を塗り替える。本拠地で初めてのお立ち台は、師匠と慕う2安打3打点の青木と立った。村上は「これからも勝ち続けて、2人でお立ち台に立っていきたい」と誓った。 (武田 勇美)

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2019年6月10日のニュース