大商大3年連続の初戦突破 代打・曽根、監督のゲキに応え決勝二塁内野安打

[ 2019年6月10日 22:01 ]

第68回全日本大学野球選手権大会 1回戦   大商大2―1日本文理大 ( 2019年6月10日    東京D )

<日本文理大・大商大>9回2死三塁、勝ち越しの適時内野安打を放つ大商大・曽根(撮影・木村 揚輔)
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 大商大(関西六大学野球連盟)が接戦を制して、3年連続の初戦突破を決めた。エースの大西広樹投手(4年=大商大高)が4安打1失点完投勝利。打線は1―1の9回2死三塁、代打・曽根光貴外野手(3年=広陵)が決勝の二塁内野安打を放った。富山陽一監督(54)は「嬉しいね。佛教大も勝ったけど、何とか関西の代表として頑張りたい」と次戦以降を見据えた。

 指揮官の猛烈な激励が効いた。1―1の9回1死三塁、7番・工遼汰内野手(4年=広陵)が自らの判断でセーフティースクイズを試みて失敗。一飛に終わり、勝ち越し機はついえたかに見えた。2死三塁、指揮官は工と同じ広陵出身の曽根を代打に指名。「先輩の尻ぬぐいしてこい!」と送り出した。曽根は二塁へボテボテのゴロを放ち、一塁にヘッドスライディング。二塁内野安打で決勝点をもぎ取った。監督は「競争に勝って、この大事な大会でメンバーに入ってきた子。だから何となくこの子かなと思った」と指名の理由を話した。

 チームを勝利に導いたエースの大西は「人が多くないですか?自分は田舎者なので…」と都会ライフがやや苦手な様子。さいたま市内の宿舎から球場まで電車を使用するが「座れないですし。暑い」と苦笑い。だが、グラウンド外のストレスをよそにマウンドでは安定感抜群の投球を展開。最速146キロ直球を軸に打たせて取る投球を徹底。奪三振は6だったが、冷静に最後までマウンドを守り抜いた。頼れるチームの大黒柱は「1球1球集中して行きました」と胸を張った。

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