日本ハム・吉田輝 セ界一打線かかってコイ!あるぞ6月交流戦広島戦1軍デビュー

[ 2019年5月28日 05:30 ]

日本ハム・吉田輝
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  日本ハムのドラフト1位・吉田輝星投手(18)が、交流戦中の6月11~13日に札幌ドームで行われる広島3連戦で先発として1軍デビューを果たす可能性があることが27日、分かった。今月中旬にウイルス性胃腸炎を発症して一時離脱した影響も少なく、6月上旬に予定される次回の2軍戦が「最終テスト」となる見通しだ。

 本拠地のファンの歓声を浴びて札幌ドームのマウンドに上がり、渾身(こんしん)のストレートを投じる――。そんな吉田輝の姿が見られる日は近い。

 この日、東京から北海道に移動した栗山監督は「野球でつまずくのはいい。ケガや体のことで止めないようにしてあげたい」とコンディションを最優先で調整させる方針を示した。1軍昇格時期については明言を避けたが、順調なら6月11~13日の広島3連戦のいずれかで先発デビューとなりそうだ。実現すれば、セ・リーグ3連覇中の強力打線を相手に最高の腕試しとなる。

 昨夏の甲子園、金足農のエースで秋田県勢103年ぶりとなる準優勝の立役者となった吉田輝は、プロ入り後も順調に成長を遂げている。イースタン・リーグ8試合で0勝2敗ながら防御率2・35。将来を見据えて変化球に頼らず直球を主体に攻め、計23回で22三振を奪うなど、内容も高く評価されている。栗山監督は昇格へ「ある程度の球数は投げておかないと。100球以上投げておかないと」とハードルを課した。

 当初は同7~9日の阪神3連戦での「甲子園凱旋デビュー」も検討されていたが、今月中旬にウイルス性胃腸炎を発症。わずかながら調整が遅れ、可能性は低くなった。それでも、復帰登板の26日西武戦では救援で2回無失点。最速は147キロをマークし「試合勘も大丈夫だった。(胃腸炎で)休む前とそんなに変わらなかった」と手応えは十分だ。6月上旬の次回の2軍戦先発で結果を残せば、広島3連戦でのデビューへの道が開けてくる。

 くしくも14年前の05年、高卒1年目のダルビッシュ(現カブス)も6月の広島戦で1軍デビュー。9回途中2失点で初勝利を挙げた。体力面を育成途上の吉田輝は即、ローテーションで回る状況ではないが、現在1軍で固定されている先発投手は有原、上沢ら数人。初登板の内容次第で、一定の間隔を空けながら1軍で登板を重ねる選択肢も生まれる。

 目指すはダルビッシュや大谷のような先発完投型の絶対的なエース。昨夏の甲子園で全国に感動を届けた吉田輝が、いよいよプロの第一歩を踏み出す。 

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