ヤクルト・鈴木叶 プロの世界で夢叶えた「うれしい」第1号 チームも進撃両リーグ20勝一番乗り

[ 2026年5月5日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―1巨人 ( 2026年5月4日    東京D )

<巨・ヤ>3回、先制3ランを放つ鈴木叶(撮影・松永 柊斗)
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 「叶」と書いて「きょう」と読む。ゴールデンウイークの東京ドーム。4万2310人の大歓声を浴び、ヤクルト・鈴木叶がダイヤモンドを回った。

 「入るか分からなかったけど、走りながら入ったので本当にうれしかった」。3回1死一、二塁。戸郷のフォークをすくい上げると左翼フェンスを越えた。うれしいプロ1号は流れを呼び込む先制3ラン。「奥川さんを勝たせたい気持ちがホームランになった」。今季は援護に恵まれず0勝2敗だった先発・奥川を勝たせたい思いを叶(かな)える援護弾。5回にも戸郷のフォークを捉え、左翼フェンス直撃の適時二塁打で2安打4打点だ。

 4月26日中日戦以来の「3番・捕手」での出場。「毎日不安で打席に入っている」と言うが、殊勲の長打2本は戸郷のフォークを狙い打ち。「狙い球を一振りで仕留められた」。侍ジャパンが第1回WBCで優勝した06年3月21日生まれで「日本の夢が叶った日、自分の夢も叶えてほしい」と名付けられた20歳は、記念のボールを「(名付け親の)両親に渡します」と言った。

 チームは97年以来29年ぶりの両リーグ20勝一番乗り。当時開幕4番だった池山監督は「97年という数字は度々出てくる。そういうふうになれるよう頑張っていくだけ」と笑った。リーグ優勝、日本一に輝いた97年のように進撃は続いていく。(秋村 誠人)

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