阪神・高橋遥、収穫の今季初マウンド「投げていて楽しいと感じた」

[ 2019年5月6日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7―5DeNA ( 2019年5月5日    甲子園 )

今季初先発となった阪神・高橋遥(撮影・成瀬 徹) 
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 スタンドから厳しい声は無い。ベンチでも労われた。阪神・高橋遥が5日のDeNA戦で昨年6月10日のロッテ戦以来329日ぶりの先発。数字上は5回1死、5失点(自責2)KOも、誰もが“よくやった”と思ったはずだ。

 「今ある自分の力を発揮できた」

 2回は3失策と野選で無安打で先制を許した。むしろ1点でよくしのいだと言っていい。2―2の5回は1死一、二塁で神里に右前打。満塁へピンチは広がったが、なんと糸井がファンブルして3点目を失った。さすがに2度目は立て直せず、続く嶺井の右前適時打で交代となった。

 「緊張もありました。でも投げていて、楽しいなと感じた」

 不運は4失策だけではない。同情される要素はまだある。本来、この日の先発・岩貞が前日4日にインフルエンザA型の診断を受けて回避。高橋遥は2軍戦の山口由宇に遠征中で、緊急帰阪して準備した。

 1年目の昨季は初登板初先発初勝利を挙げた。しかし6月上旬に左肘に違和感を覚え、リハビリ生活に突入。今季はキャンプからファームで調整し、2軍では5試合で2勝0敗、防御率2・52と復活途上だった。前倒しでの復帰マウンドでもレーダーのように伸びる最速149キロのストレートは、矢野監督からも合格点をもらった。「次回も、どこかでチャンスをつくります」

 それでも本人は反省している姿勢に期待感はさらに高まる。「今日は粘りきることができなかった。いいボールもあったんですが、段々、弱くなっていった。悔しいですけど、次は頑張ります」。その言葉を信じてみたい。(長谷川 凡記)

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