ソフトＢ千賀、試行錯誤の２失点　ツーシーム多投「面白い球」

練習試合   ソフトバンク１―２楽天 （ 2019年2月26日    アイビー ）

２回２失点だった千賀（撮影・中村　達也）
Photo By スポニチ

　開幕投手を務めるソフトバンク・千賀は楽天との練習試合に４番手で登板し、２回４安打２失点。カーブやツーシームを多投するなどテーマを持った投球に「いろいろな球を使っていく気持ちだった。ツーシームは難しいけど面白い球だと思う」と振り返った。工藤監督は「試していることがあるからね。打たれる、打たれないは気にしていない」と評した。

　≪先発スアレス２回零封≫昨季まで救援で６９試合に登板したソフトバンクのスアレスが初めて先発し、２回１安打無失点。最速１５２キロをマークするなど堂々の投球を見せた。外国人枠の関係で今季は先発に挑戦している。「初めての先発にしてはいいボールが投げられた。１イニングでも長く投げられる体力をつくるだけ」とうなずいた。倉野投手コーチは「投げっぷりを見て、先発ができるような感触は得た」と評価した。

　▼ソフトバンク・森（３番手で１回を３者凡退）初めての対外試合なので腕を振ることだけ考えた。ボール自体悪くなかったし、もっと出せるので、どんどん上げていきたい。

　▼ソフトバンク・高橋礼（５番手で２回を無安打無失点）前回の紅白戦はテンポが悪くてストライクも入らなくて野手に迷惑をかけた。今日は自分のテンポに持っていこうと投げた。（昨年の）シーズン中やってきたことができた。