ソフトBドラ1甲斐野 初の対外試合で155キロデビュー!工藤監督も絶賛「素晴らしい投球」

[ 2019年2月27日 18:23 ]

<ソ・西>9回1イニングを3人で抑えた甲斐野(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクのドラフト1位、甲斐野央投手(22=東洋大)が堂々のデビューを果たした。宮崎市アイビースタジアムで行われた西武との練習試合の9回に登板。西武・木村のバットを折り、最速155キロをマークするなど、三者凡退に抑えた。

 負け試合の空気をかき消した。甲斐野はポンポンと2死とすると、この日4安打の木村を打席に迎えた。初球155キロをマークすると、球場がどよめいた。そして、カウント2―1からの4球目、153キロの直球でバットをへし折り、三ゴロに打ち取った。

 「すごく緊張して、ブルペンでも調子がいいわけじゃなかったけど、マウンドに上がったら“やってやるんだ”っていう気持ちで投げた。(結果に)満足したわけじゃないし、もっともっとレベルアップしていきたい」

 先頭の山田には初球151キロでファウルさせると、153キロで空振りを奪い、最後は捕手のサインに2度頭を振り、決め球の141キロのフォークで空振り三振に仕留めた。「ポンポンと追い込めたので、決め球のフォーク投げたかった。少し腕の振りが緩かったかな」と反省を忘れなかった。工藤監督は「155キロも出ていたし、素晴らしい投球だった。あのボールを見たら短いイニングは問題ない」と絶賛した。

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2019年2月27日のニュース