中日、キャンプ最終実戦で課題露呈 7回以降、毎回失点でサヨナラ負け

[ 2019年2月27日 08:30 ]

練習試合   中日6―7巨人 ( 2019年2月26日    沖縄セルラー )

9回無死満塁、小林の三ゴロをサヨナラエラーした高橋(左)(撮影・森沢裕)
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 中日は課題をもろに露呈し、今春キャンプ最後の実戦を終えた。巨人との練習試合は7回に打線がつながって逆転。一時3点差の優位に立ちながら救援陣が崩れて、サヨナラ負けに終わった。特に6―6で迎えた最終9回は1死も取れない幕切れだった。昨季終盤に5セーブを挙げて抑え候補の1人に挙がる佐藤が2四球を与える制球難。最後は無死満塁から高橋が三ゴロの処理を誤って三塁走者に生還を許した。

 7回以降は毎回失点。リーグ最多38度の逆転負けを数えた昨季を思い起こさせる内容に与田監督は「こういった緊張感の中で結果を残していかないと」と不満顔を隠さない。同一リーグのDeNA、阪神、巨人とは1勝2敗で終了。3月から本格的に始まるオープン戦を見据え、「力が足りないことがたくさんある。本腰入れて危機感持っていかないと。とても優勝できる状況でない」とばっさり。6年連続Bクラスからの再建は、まだまだ道半ばだ。(徳原 麗奈)

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2019年2月27日のニュース