DeNA5位・益子が仮契約 強肩アピール「いつか甲斐さんを越える捕手に」

[ 2018年11月10日 19:20 ]

DeNAと仮契約を結んだドラフト5位の益子
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 DeNAからドラフト5位で指名された青藍泰斗・益子京右捕手(17)が10日、栃木県宇都宮市内で入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸500万円(金額は推定)で仮契約を結んだ。

 益子の最大の武器は、プロ顔負けの強肩だ。夏の大会前の練習試合では二塁送球が自己最速の1秒72をマーク。夏の栃木大会でも1秒8台の送球でプロのスカウトをうならせた。「僕のアピールポイントは肩。日本を代表する捕手になって、侍ジャパンに選ばれることが夢です」。日本シリーズMVPにも輝いたソフトバンク・甲斐に憧れており「日本シリーズのテレビ中継を見ていたけど、肩の強さの次元が違った」と自信を喪失した。それでも、動画サイトなどで甲斐の送球を分析しながら理想の送球フォームを研究中。「いつか甲斐さんを越える捕手になりたい」という夢を抱く。

 チームメートからは「益子キャノン」と言われることもあるが、プロでは「キャノンではない“益子○○”という違う名前をつけてもらえるようになりたい」と話した。

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2018年11月10日のニュース