侍J・稲葉監督「先制点が大きかった。日本の流れになってくれた」 

[ 2018年11月10日 22:39 ]

日米野球第2戦   侍ジャパン12―6MLB選抜 ( 2018年11月10日    東京D )

<MLB選抜・侍ジャパン>勝利し、ナインを出迎える稲葉監督(中央)=撮影・島崎忠彦
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 日米野球は10日、東京ドームで第2戦が行われ、17安打を放った侍ジャパンが12―6でMLB選抜を下し、開幕2連勝を飾った。第1戦で劇的な逆転サヨナラ2ランを放った柳田悠岐外野手(30=ソフトバンク)が3回には2試合連発となる2ランを放つなど4打数4安打4打点とまたしても大暴れ。稲葉監督は試合後、「初回の先制点が大きかった」と振り返った。

 ――試合を振り返ると?

 「まず初回に先制点を取れたというのが非常に大きかったです。日本の流れになってくれたと思います。昨日も含めて打者が非常にコンパクトに打撃をしてくれたという結果が、こういう得点に結びついたと思います」

 ――つなぐ野球の大切さをミーティングであらためて説いたというが、それがコンパクトな打撃につながったと思うか?

 「昨日のサヨナラ勝ちといういい流れで今日は入れたというのが大きな原因だったと思います。今日はミーティングで1点の重要性を話しました。それを選手個々で理解してくれて今日のつながりにつながったと思います。また明日につなげてもらえばと思います」

 ――4番柳田が4打点、1番秋山が3打点を挙げた。

 「この2人に関しては、このチームの主軸と考えていますし。特に秋山選手は国際経験も豊富。2人をどうつなげていこうかというところを考えている中で、昨日は秋山選手を3番、今日は1番にした。2人が好調で打線を引っ張ってくれているなと思います」

 ――2番・遊撃に入れた源田に期待する役割は?

 「源田選手はまず守備が非常にいいというところから入っています。また打つ方でも西武打線の中で秋山、源田という1、2番コンビの中で、2番打者として生かされている部分がある。今日は秋山、源田というつながりをしっかりやってほしいというところ。足もありスチールもできる。日本代表でも同じ活躍を期待しています」

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2018年11月10日のニュース