日本ハム・栗山監督 輝星に「やんちゃ」要望、侍ポーズは条件付きで容認も

[ 2018年11月10日 10:07 ]

日本ハム・栗山監督
Photo By スポニチ

 沖縄県国頭村で秋季キャンプを行っている日本ハム・栗山英樹監督(57)がドラフト1位で指名した金足農・吉田に対して「やんちゃ性」の維持を要望。甲子園などで披露していた「侍ポーズ」についても条件付きで容認する可能性を示した。

 南国から秋田の逸材に思いを馳せた。ドラフト翌日だった10月26日に吉田への指名あいさつで初対面した印象に中田や大谷(現エンゼルス)と同様の「やんちゃ性」を挙げていた栗山監督は「甲子園の時も野球小僧に見えたし、そのままでいてほしい。そういう選手は絶対うまくなる」と大きな期待を寄せた。

 栗山監督は吉田の代名詞「侍ポーズ」についても言及。パフォーマンスはプロで結果を残してから行うもので自身の現役時代は「ガッツポーズもしたことがない」というが、真っ向から否定するつもりもない。甲子園という大舞台でパフォーマンスを行える度胸も含め高く評価しており「そこにどういう意図があるのか。シャキーンをする価値観があれば、こちらが納得できるこだわりがあるならね」と話し合い次第では認める方針を示した。

 今季は夏場まで西武と優勝争いを演じていたが、終盤に失速して3位。「やっぱり圧倒的な投手力は必要」と実感した栗山監督は、吉田と今夏の甲子園決勝で投げ合った5位の大阪桐蔭・柿木も含め高卒1年目から戦力として期待している。指揮官が打ち出した吉田の「やんちゃ性」を容認する姿勢は「大きく成長してほしい」という親心でもある。

続きを表示

この記事のフォト

2018年11月10日のニュース