ロッテ安田、台湾ラミゴ戦でマルチ 井口監督「三塁固定構想」に応えた

[ 2018年11月10日 05:30 ]

中前へ適時打を放った安田は一塁ベースで根元内野守備走塁コーチに祝福される      
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 ロッテの安田は台湾・ラミゴとの国際親善試合で「5番・三塁」で起用され、井口監督の期待に2安打2打点で応えた。

 「初回は1点でも多く点が欲しかった。追い込まれてからは三振しないように気持ちを切り替えています」

 1―0の初回2死三塁は狙い球と違ったチェンジアップに粘り腰で合わせた。追加点となる中前適時打。5点差4回2死二塁では追い込まれながら中前適時打とフルスイングでなくコンパクトなスイングで確率を上げた。

 「安田は基本的に三塁で使いたい」。指揮官は若き大砲を来季三塁に固定したい構想を持っている。打順についても「(4回は)追い込まれてからでも、ああいう打撃ができる。5、6番のような打順がいいと思う」とクリーンアップ起用も視野に入れる。

 ただ、昨秋のドラフト1位に満足感はない。「追い込まれる前に若いカウントで打つのがテーマ。もっと内容の濃い打席にしたい」。台湾の夜に希望の光がともった。 (桃園・福浦 健太郎)

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2018年11月10日のニュース