ロッテ福浦 史上初4安打で2000安打決める「営業的にあれかも…」

[ 2018年9月15日 05:30 ]

ランニングで調整する福浦
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 通算2000安打へ残り4本のロッテ・福浦は14日、ZOZOマリンでフリー打撃などを行い、本拠地8連戦の初戦となる15日の楽天戦で史上初の「4安打」での偉業達成に意欲を見せた。

 「それ(4安打)はそうですよ。営業的にあれ(早い)かもしれないけど、早く打てるように頑張ります」

 過去51人の2000安打達成者では03年の立浪和義(中日)が残り3本から3安打したのが最多。福浦の4安打以上は通算24回で、最後は09年9月5日のオリックス戦。ハードルは高いが、残り38本で開幕し、体調不良や不振でファンを待たせた一年の総仕上げだ。打撃練習では「まあまあ、良かった」と感触は悪くはない。

 球団も後押しをする。「ブロンズボブルヘッド人形」(2500円)など球団史上最多51種類の記念グッズが達成と同時に一斉発売される。受注販売商品には16万2000円と高額の「直筆サイン入りオーセンティック・ジャージー(試合用ユニホーム)」もある。

 9日の西武戦で首痛を再発させたものの、「試合は出られるレベル」と井口監督。先発出場濃厚だ。「ポンポンポンと(安打が)出たら面白いよね」と冗談っぽく笑った42歳だが、常に狙うのは最高の「結果」だけだ。(福浦 健太郎)

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