引退のDeNA後藤 盟友・松坂の言葉に「涙が出た。松坂世代で幸せ」

[ 2018年9月15日 05:30 ]

引退会見で現役生活を振り返る後藤(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの後藤武敏内野手(38)と加賀繁投手(33)が14日、横浜市内の球団事務所で引退会見を行った。

 後藤は16年間の思い出を聞かれ「かあちゃんが亡くなって…その年に日本一に貢献できたこと」と声を詰まらせた。08年5月、母・あや子さんが57歳で死去。その後に1軍昇格し自己最多の12本塁打を放った。横浜高時代の98年に松坂(中日)らと甲子園春夏連覇。松坂は13日の阪神戦に勝った後、後藤ら同世代の名を挙げた。「ニュースを見て涙が出た。(今季残り試合)対戦できなくても気持ちで十分。松坂世代の一人でいられたことは幸せ」と感謝した。

 救援で活躍した加賀は「多少悔いは残っているけど、ホッとした気持ち」と話した。

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