中日、平田の勝ち越し弾で競り勝ち4位浮上 広島は5点差追い付くも…

[ 2018年9月15日 17:15 ]

セ・リーグ   中日7―5広島 ( 2018年9月15日    マツダ )

<広・中25>7回2死、勝ち越しソロ本塁打を放ち、笑顔でナインとハイタッチをかわす平田(撮影・北條 貴史)
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 中日が序盤の5点リードを追い付かれながらも、平田の勝ち越し弾で広島に競り勝ち、4位に浮上した。3位巨人とは1・5ゲーム差。このカードはこの試合が今季最終戦。中日は広島に14勝11敗と勝ち越した。

 打線は3回、平田、大島の適時打、ビシエドの犠飛、さらにアルモンテの2ランで、この回一挙5点を先制したが、先発・笠原がリードを守れず、6回までに同点に追いつかれる展開。流れが傾きかけた中、迎えた7回2死、平田が左中間への8号ソロ、9回には大島が適時内野安打を放って勝ち切った。

 笠原は6回5失点ながら、自身5連勝。勝ちを付ける1発を放った平田は「気持ちで抑えてくれているので、守っていてもすがすがしい気持ちになれる。笠原に勝ちを付けられてよかった」と笑顔を見せた。

 球団史上初のリーグ3連覇へ向けひた走る広島は、首位の勢いそのままに一度は5点差を追い付く執念を見せたが、勝利を呼び込めなかった。先発の大瀬良は、集中打を浴びた3回以降は粘りの投球を続けたものの7回に痛恨の勝ち越し弾を許し、16勝目はならなかった。

 2位のヤクルトが勝ったため、優勝へのマジックナンバーは「6」のまま変わらず。

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