交流戦ラストマッチは痛み分け 糸井劇弾で延長戦も決着つかず

[ 2018年6月21日 22:09 ]

交流戦   阪神3―3オリックス ( 2018年6月21日    甲子園 )

9回裏無死、同点の本塁打を放ち生還する糸井(左)(撮影・後藤 正志)
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 阪神とオリックスが対戦した今季交流戦ラストマッチは、シーソーゲームの末、延長12回でも決着がつかず3―3の引き分けに終わった。

 阪神は2―3と1点を追う9回、この回から登板したオリックス守護神・増井から先頭の4番・糸井が左中間へ同点の10号ソロアーチ。土壇場で延長戦へ持ち込んだが、あと1点が取れなかった。ドラフト1位ルーキーの馬場はプロ初登板初先発で6回5安打1失点。勝利投手の権利を得て降板したが、リリーフ陣が持ちこたえられず初勝利は持ち越しとなった。

 オリックスは1―2で迎えた8回、代打・西野の右前打と犠打、捕逸で1死三塁とし、代打・小谷野の中前打で同点。さらに2死二塁から吉田正の右越え三塁打で1度は逆転に成功したが、増井が9回に1点差を守り切れなかった。なお、今季初登板だった先発投手の山崎福は5回までノーヒット投球を見せるなど6回途中1安打2失点(自責0)と好投している。

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2018年6月21日のニュース