清宮11日にスイング再開の見込み 焦る気持ち抑え守備練習専念

[ 2018年2月9日 05:33 ]

添える手を後ろにまわし、捕球練習する清宮
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 右手親指打撲の影響で打撃練習を制限されている日本ハムのドラフト1位・清宮(早実)が10日(日本時間11日)から始まる第3クールから打撃練習を再開できる見込みとなった。栗山監督が次クールから再開する可能性を問われ「もちろんね。凄く抑えさせているところもある。今日の動きを見ていて、俺の中で整理するところもあれば前に進めるところもある」と話した。

 1月28日の米国入り後、打撃練習を行ったのは到着翌日の29日だけ。30日から一度もバットを握っていないため「早く打ちたい気持ちはある」としつつも「焦りたくない」と打ちたい欲求をかき消してきた。その姿に栗山監督も「いい選手の特徴だけど周りに流されない」と目を細めた。

 この日はメッツのコナー・ブルックス国際スカウトが視察。将来的なメジャー挑戦を目指す18歳について「今後もできる限り見ていきたい」とキャンプ中に再び視察に訪れる予定だ。2日連続で特守をこなした清宮は「しっくりくるものがある」と手応えを口に。和製大砲がキャンプイン後、初めてバットを握る。 (スコッツデール・東尾 洋樹)

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2018年2月9日のニュース