ソフトB西田“クルクル打法”で定位置狙う 本格派・長谷川宙から一発

[ 2018年2月9日 08:37 ]

フリー打撃する西田
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 ソフトバンク・西田哲朗内野手(26)が8日、フリー打撃で育成選手の149キロ左腕・長谷川宙輝(ひろき)投手(19)と対戦し、安打性の当たりを4本放った。昨シーズン後に楽天からトレードで移籍した右の大砲は、今キャンプで取り組むグリップを回しながらタイミングを取る「クルクル打法」で、二塁の定位置獲りを狙う。

 小刻みにグリップが動く。西田がタイミングを計ったバットから放たれた打球が、中堅方向へのライナーとなった。工藤監督が才能を高く評価する149キロ左腕の長谷川宙の直球を、完璧に捉えた。

 「投手の球を打つのは今年初めてだったけど、しっかり捉えることができたのは良かった。最初にしてはいい感じで打てた」

 昨シーズン終了後に楽天からトレードで移籍。14年には131試合に出場したが、昨季は22試合の出場に終わった。新天地での秋季キャンプではグリップを顔の前で回す形でタイミングを取るフォームに改造。今キャンプでは連日、居残りで打ち込みながら「クルクル打法」のフォーム固めに励んでいる。

 「手首の使い方が下手で、バットのヘッドが投手寄りに入ってしまう癖があった。回しながらタイミングを取ることで、それを改善しようと思った。映像をよく見ると、バリー・ボンズもそんな感じだったので」とメジャー通算762本塁打をマークした大砲の手首にも着目した。

 元々は左投手キラー。14年には左腕から打率・289をマークしたが、昨年は・133。2軍では右投手を・292と打ち込む一方、左には・224と苦しんだ。「右打者なので左投手を崩していかないと試合には出られない」と、今キャンプでは左投手への対応もテーマに掲げていた。課題の左腕から安打性の当たりを4本、広角に打ち分け「最初に出たのは良かった」とうなずいた。

 工藤監督がレギュラー白紙とする二塁の定位置をつかむためには、左キラーの打撃を取り戻すことが近道。立花打撃コーチは「勝負しないといけない立場だからね。ステップ幅も小さくなって、いい感じで振れていると思う」と評価した。

 二塁のポジションは本多、明石、川島ら、ライバルが多い激戦区。西田は「レギュラーを争う位置には、まだ来ていないと思っている。何とか追いつけるように」と謙虚に話すが、初の実戦形式の練習で本格派左腕からの快音連発は、自らの自信になった。

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