広島・安部、左腕から快音 レギュラー獲りへ“進化”アピール

[ 2018年2月9日 05:30 ]

シート打撃で安打を放つ広島・安部
Photo By 共同

 広島・安部が進化をアピールした。8日にあったキャンプ2度目のシート打撃で、塹江が1ボールから投じた内寄り直球を右前打。緒方監督ら首脳陣が見守る前で、課題の左腕から快音を響かせた。

 「逆方向から入り、真ん中からボール半個内寄りの直球に反応できたのはよかった」

 リーグ4位の打率・310をマークした昨季は、対右腕が打率・334なのに、左腕は同・238。いきおい今春は「左投手をセンターから逆方向に」をテーマに掲げる。この日は右の藤井からも中越え二塁打。新背番号6も板に付いてきた。

 「対左腕をアピールしないとレギュラーは獲れない。背番号6はもう考えていない」

 昨季ブレークし、サードのレギュラーを狙う今季。指揮官は「いきなりの実戦で結果を残した。心配していない」とニンマリだ。

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2018年2月9日のニュース