42歳・稼頭央 特守でノック315本「心地よい疲れ」

[ 2018年2月9日 05:30 ]

特守後、報道陣の問いかけに充実の表情を浮かべる松井
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 42歳の現役最年長野手が75分、315本のノックを完走した。テクニカルコーチ兼任で15年ぶりに西武に復帰した松井が今キャンプ初の特守。辻監督から猛ノックを受けた。

 「思い出せないくらい久しぶり。終わってみて、心地よい疲れがある」。二塁の守備位置で指揮官から左右に振られた。「監督、絶妙。ちょうど(打球が)ギリギリのところばかり」と苦笑いも、遊撃手で4度のゴールデングラブ賞の動きは健在だった。

 最後は三塁で中村とノーミスでの30球達成に4度目で成功し、特守が終了。指揮官は「サビを落としてやった。体の芯から汗をかいていい練習になったはず」と話し、松井は「まずは一日一日、出し切れるようにやるだけ」と汗を拭った。 (春川 英樹)

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2018年2月9日のニュース