日大三、決勝進出 元ドラ1左腕の息子、初適時打も「満足してない」

[ 2017年11月4日 13:00 ]

秋季高校野球東京都大会準決勝   日大三12―2日大豊山 ( 神宮 )

<日大豊山・日大三>3回、中前適時打を放った日大三の前田
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 日大三が7回コールドで日大豊山を退け、決勝に進出した。

 日大三では、ロッテなどで投手としてプレ―した前田幸長氏(47)の次男・聖矢外野手(1年)が「7番・左翼」でスタメン出場。3回には公式戦初適時打となる中前適時打を放つも直後に途中交代となっただけに「満足はいっていない。初回のチャンスでフライをあげてしまったのが悔しい」と反省した。

 左腕の父は88年ドラフト1位でロッテに入団。中日、巨人と19年で78勝を挙げた。父の高校時代の動画を良く見るという聖矢は「やっぱりドラフト1位というのはすごいこと」と尊敬のまなざし。似ていのは「負けず嫌いなところ」。いつか父と同じプロの舞台に立つのが夢だ。「まずはしっかり試合に出られるように。初球からどんどん振れるところをアピールしたい」。まだ1年生とあって、初々しく目標を語った。

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2017年11月4日のニュース