藤浪 理想の投球フォーム追求 自主ブルペンで116球

[ 2017年11月4日 08:30 ]

誰もいないブルペンで黙々と投げ込む藤浪
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 阪神・藤浪が秋季キャンプ初日から2日続けてブルペン入りした。全体メニューには予定がなく、個別練習へ移った午後から自主的に実施。投球フォームを入念に確認しながら116球を投じた。

 短距離系のランニングメニューを終えた後、スパイクに履き替えてマウンドへ。全力投球ではなく脱力した状態でしっかりとリリースポイントを意識しながら直球、カットボール、カーブの感覚を確かめるように投げた。

 抜けたり、引っかける球もあった中、1球ごとにミットを構えた片山ブルペン捕手にフォームのバランスなどを確認。不振の要因だった制球面の改善へ理想の形やリリースポイントを模索した。

 香田投手コーチは「力を入れないでトップの位置とリリースポイントを確認しながらね。そこに彼も重きを置いてやってくれている」と説明した。4日には実戦打撃にも登板予定。初日のブルペンでは深く握ったフォークに取り組むなど意欲的で、完全復活のきっかけを安芸でつかみたい。

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