ダル 米サイトFA選手評価1位に 一方でWSでの登板酷評の声も

[ 2017年11月4日 05:30 ]

ドジャースからFAとなったダルビッシュ
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 大リーグ選手会は2日(日本時間3日)、ワールドシリーズ終了を受けてフリーエージェント(FA)になった149選手を発表した。ドジャースのダルビッシュ有投手(31)も含まれる。ワールドシリーズでは2戦2敗で世界一を逃したが、米移籍情報サイトではFAトップ50選手の1位に挙げられ、依然として今オフの目玉選手と評価されている。

 自身初のFAとなったダルビッシュが堂々の1位に立った。米移籍情報サイト「トレード・ルーマー」では今オフFAトップ50選手を挙げ、移籍先と年俸まで予想。1位がダルビッシュで、カブスと6年総額1億6000万ドル(約182億4000万円)の契約を結ぶと予想した。

 アストロズとのワールドシリーズでは第3戦、第7戦でいずれも1回2/3KOを喫し敗戦投手になった。「見苦しい投球が記憶に新しいが、1週間前と変わらず、素晴らしい先発投手」と同サイト。一方、29年ぶりのビッグタイトルを逃した一夜明けの地元は辛らつだ。ロサンゼルス・タイムズ紙は「想定外の許されない投球をして世界一のチャンスをつぶした」と酷評。来季について「1億ドルを超える契約を要求するだろうが、ドジャースは払いそうもない。ダルビッシュ側が金額を下げれば合意するかもしれない」と書いた。

 ダルビッシュは第7戦の直後に「ドジャースでやり返したい」と残留希望を表明した。各球団は6日(日本時間7日)までに再契約を希望する選手に対し規定額1740万ドル(約19億8000万円)の1年契約を提示する「クオリファイング・オファー」を出し、選手は16日(同17日)までに受け入れるかどうかを決める。先発投手が手薄なFA市場で、去就に注目が集まる。

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2017年11月4日のニュース