マー君　ヤンキース残留を決断「Ｗシリーズ制覇を目指す」

ヤンキース・田中将大
Photo By スポニチ

　ヤンキースの田中将大投手（２９）が３日（日本時間４日）、チームに残留することを表明した。

　田中はチームを通して「この度、ヤンキースの一員として今後もチームに残る決断をさせて頂きました。この４年間、選手としてヤンキースという球団、並びにヤンキース・ファンのためにプレーできたことを心より嬉しく思っております」と報告。

　「ヤンキースに残るという決断は私にとって決して難しいものではありませんでした。今後も、スタインブレナー一家、球団、そしてヤンキース・ファンのために、素晴らしいチームメートと共にワールドシリーズ制覇を目指して頑張っていきたいと思います」とコメントを発表した。

　ヤンキースと７年契約を結んだ１３年オフ、最初の４年が終了した時点で、自らの意思でＦＡになることができる「オプトアウト」できる条項を盛り込んでいた田中。レギュラーシーズンは好不調の波が激しかったが、ポストシーズンで防御率０・９０（２勝１敗）と真価を発揮した中、メジャー４年目が終了。「オプトアウト」の権利を行使できる期限が４日（同５日）に迫っていたことから、その決断に注目が集まっていた。