悔しさにじませ…マエケン 登板なし終戦も「人として、投手として、成長できた」

[ 2017年11月2日 15:20 ]

ワールドシリーズ第7戦   ドジャース1―5アストロズ ( 2017年11月1日    ロサンゼルス )

ドジャースの前田健太投手。第7戦での登板はなかった(AP)
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 決戦前夜は「腕がちぎれてもいい気持ちでいく」と気合をみなぎらせていたがドジャースの前田。この日は登板がないまま終戦を迎え「悔しいですね。ワールドチャンピオンになりたかった。最後まで来て、どうしても勝ちたかった」。悔しそうな表情を浮かべながら、アストロズナインの歓喜の輪を見つめるしかなかった。

 それでも、救援を任されたポストシーズンでは9試合を投げて2勝0敗、防御率0・84。ロバーツ監督も「ポストシーズンのケンタの働きはとてつもなく大きい」と賛辞を送るなど、抜群の安定感を披露した。この1カ月を振り返り「今までの人生で一番緊張したし、一番プレッシャーを感じた」と前田。「人として、投手として、成長できたと思う」と手応えも口にしていた。

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