DeNA 崖っぷちから地元で連勝 ソフトB 痛恨の失策で連敗 決戦の舞台は再度福岡へ

[ 2017年11月2日 22:07 ]

SMBC日本シリーズ第5戦   DeNA5―4ソフトバンク ( 2017年11月2日    横浜 )

8回2死一、二塁、ソフトバンク・柳田を空振り三振に仕留めたDeNA・山崎康
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 プロ野球のSMBC日本シリーズ(7試合制)は2日、横浜スタジアムで第5戦が行われ、DeNAがシーソーゲームを制して5―4でソフトバンクに逆転勝利。3連敗後の2連勝で通算成績を2勝3敗とした。日本シリーズは移動日を挟み、再びヤフオクドームへ舞台を移して4日に第6戦が行われる。

 DeNAは2―4で迎えた6回、1死一、二塁のチャンスを築いてソフトバンク先発・バンデンハークをマウンドから引きずり下ろすと、2番手・モイネロの代わりバナを叩いた筒香が左中間フェンス直撃の二塁打を放って3―4と1点差。続く宮崎の中前適時打で4―4の同点とすると、代打・嶺井の二塁へのゴロが敵失を誘って5―4と逆転に成功した。

 DeNAは先発投手の石田が初回に1点先制を許したが、4回に主砲・筒香に待望の日本シリーズ第1号となる2ランが飛び出して2―1と逆転。直後の5回に石田が3点を失って2―4と逆転を許したが、2度目の逆転をものにすると、8回に登板した5番手・パットンが2死一、二塁のピンチを招くと、ラミレス監督はここですかさず守護神・山崎康にスイッチ。山崎康は柳田を空振り三振に仕留めると、イニングまたぎとなった9回も無失点で切り抜けて1点差での白星をつかんだ。

 ソフトバンクは初回、2死二塁から内川の右翼線二塁打で先制。1―2と逆転されて迎えた5回にはデスパイネの中犠飛で追いつくと、中村晃が右越え逆転2ランを放って再び4―2とリードしたが、まさかの守備の乱れで決勝点を失い、2連敗を喫した。

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