ダル、5失点で負け投手…アストロズ歓喜をベンチから見つめる

[ 2017年11月2日 13:15 ]

ワールドシリーズ第7戦   ドジャース1―5アストロズ ( 2017年11月1日    ロサンゼルス )

9回、ベンチで試合を見つめるダルビッシュ(右)らドジャースの選手たち(AP)
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 ドジャースのダルビッシュ有投手(30)が1日(日本時間2日)に行われたアストロズとのワールドシリーズ第7戦に先発。1回2/3を投げて1本の被本塁打を含む3安打5失点(自責4)の内容で敗戦投手となった。

 第3戦では2回途中、4失点の内容で黒星がついたダルビッシュ。チーム29年ぶりのワールドシリーズ制覇が懸かる大一番のマウンドでリベンジといきたかったが、初回にいきなり2失点を喫すると、2回にも2ランを浴びるなど3失点で降板となった。

 初回は先頭の1番・スプリンガーに左翼線への二塁打を浴びると、2番・ブレグマンのゴロを処理した一塁・ベリンジャーが一塁ベースカバーに入ったダルビッシュに悪送球。この間にスプリンガーが先制のホームを踏むと、悪送球で二塁へ進んだブレグマンが三盗に成功。ブレグマンは3番・アルテューベの一ゴロの間に本塁に生還した。

 2回も波に乗れず、先頭の6番・マキャンに四球を与えると、続く7番・ゴンザレスには右中間への二塁打を浴び、無死二、三塁のピンチ。8番・レディックを二ゴロに打ち取り1アウトとしたが、投手の9番・マッカラーズの二ゴロは当たり損ねが幸いし、三走・マキャンが本塁生還。続くスプリンガーには甘いストレートを叩かれ、左中間への2ランを浴びたところでロバーツ監督は2番手・モローをコールした。この日の球数は47球。ダルビッシュは第3戦と同様、自己最短となる1回2/3での降板となった。

 試合は1―5でドジャースが敗れ、1988年以来となる29年ぶりのワールドシリーズ制覇ならず。ダルビッシュは歓喜に沸くアストロズの選手たちをベンチから見つめていた。

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