1番・桑原、目覚めた初安打 シリーズ15打席目で快音

[ 2017年11月2日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ第4戦   DeNA6―0ソフトバンク ( 2017年11月1日    横浜 )

初回無死、桑原は右前打を放つ
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 ハマの斬り込み隊長・桑原がようやく目覚めた。第3戦まで13打数無安打とブレーキだったが、初回、初球を詰まりながら右前打。シリーズ15打席目で初めて「H」ランプをともすと、3回の第2打席には2死から中前打を放った。「いつもと変わらず気負いなく、普段通りのプレーをしようと思った」。5回には四球を選び、4打席中3度出塁した。

 この日はホームを踏む機会はなかったが、レギュラーシーズンではチーム2位の161安打を放ち、同最多の87得点。「自分が塁に出れば得点につながる可能性が上がる」と責任感を口にする。表情を少しも緩めることなく「らしさを忘れず、思い切ってやっていきたい。失うものはない」と前を向いた。

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2017年11月2日のニュース