阪神・西岡“覚悟”の秋季キャンプ参加 「免除」「特別扱い」なし

[ 2017年11月2日 05:49 ]

秋季キャンプの宿泊地に到着した阪神・西岡
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 阪神の秋季キャンプが、2日から高知県安芸市でスタートする。最年長での参加となった西岡剛内野手(33)は強い覚悟を示してのキャンプ地入り。来季14年目、34歳シーズンへの覚悟が十分に伝わって来た。

 「(以前から秋季)キャンプには行きたいと思っていた。行くからには体をいじめ抜きたいと思う」

 若手と同じ全メニューに参加することも明らかになった。連続ティー打撃から始まる恒例の早朝練習からスタートして、日が暮れるまで白球を追うこととなる。「免除」も「特別扱い」も一切ない。

 参加最年長で、秋季キャンプはロッテ時代の09年以来8年ぶり、阪神移籍後では初めてだ。ただ、悲壮感や危機感からの行動ではない。レギュラー奪取が目的ではなく、その先の、キャリアハイを目指すために必要な時間が今秋と位置づけているためだ。

 「とにかく、もう一度。一からね」

 首位打者、最多安打、2度の盗塁王。ベストナインにも4度選ばれた。日本代表、大リーグ挑戦…。輝かしすぎる実績。本来は誰かとポジションを奪い合う立場ではない。“ライバル”は過去の自分自身だ。

 昨年7月20日の巨人戦で左アキレス腱を断裂。一時は現役引退も頭をよぎったが懸命なリハビリを続け、今季7月17日の広島戦で362日ぶりに1軍の舞台に戻ってきた。

 しかし8月23日のヤクルト戦で走塁の際に左足の踵を負傷。さらに9月13日には肋間(ろっかん)神経痛で再び出場選手登録を抹消された。今季の出場試合はわずか32。背番号5の経歴を見れば、まだまだ完全復活と呼ぶには失礼だ。

 「(秋季キャンプでは)野球をする体力をもう一度付けようということ」とは金本監督。体をいじめ抜くと同時に、安芸では紅白戦など実戦練習も多く組まれており、首脳陣と西岡の考えが一致しての参加となった。

 本気度を示すのが、早くもひどくボロボロにはがれた両手の皮。甲子園での秋季練習で、すでにバットを振って、振りまくっている。

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