西武 自力Vの可能性消滅 辻監督「ミスのてんこ盛り 悔しさを選手が持って帰ってくれればいい」

[ 2017年7月19日 22:37 ]

パ・リーグ   西武6―10ソフトバンク ( 2017年7月19日    北九州 )

6回無死一塁、西武・金子侑の打球で一走の炭谷(左)を追い越しアウトになった金子侑(中)
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 西武は中村の史上30人目の通算350号も空砲になった。5回1死一塁でバックスクリーン右へ20号2ランを放ったが、同点の8回に牧田、シュリッターが崩れて今季4度目の同一カード3連敗。自力優勝の可能性が消滅し、試合後は「また打てるように頑張ります」と言葉少なにバスに引き上げた。

 4回無死一、二塁で二塁走者・栗山が牽制死、6回無死一塁で金子侑の左翼フェンス直撃の打球に左飛と判断して帰塁した一塁走者・炭谷を金子侑が追い越したためにアウトになるなど手痛いミスが響いた。

 まだ貯金6あるが、2位・ソフトバンクと10ゲーム差に開いた。辻監督は「野球の神様が(いるから)あれだけミスをしたら勝てる試合も勝てない。今日はミスのてんこ盛り。やられたらやり返す。その気持ちがなかったらこの世界は生きていけない。おれも悔しい。この悔しさを選手が持って帰ってくれればいい」と出直しを誓った。

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2017年7月19日のニュース