【埼玉】北本 “青空ツインズ”躍動16強 従兄弟も出場“青空開いた”

[ 2017年7月19日 05:30 ]

第99回全国高校野球選手権埼玉大会4回戦   北本1―0市川越 ( 2017年7月18日    大宮公園 )

<北本・市川越>(左から)笑顔でガッツポーズをする田辺高さん、田辺開、田辺青、田辺空
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 「青空ツインズ」が躍動し、北本(埼玉)が16強に進出した。兄のエース・田辺青(じょう)は、Bシードの市川越を相手に1―0で完封。弟の空も3安打の活躍。注目左腕のメンディス海から3回に内野安打を放ち、3番・神原の適時打で決勝ホームを踏んだ。

 この日は田辺兄弟のいとこである田辺開も捕手で途中出場した。「スコアボードに3人並ぶのは初めて。“青空が開いた”とやる気が出ました」と空は笑顔だ。

 開には野球部OBで兄の高さんがおり、高さんの影響で3人とも北本に入学。高さんが所属した3年前の県大会では、4回戦で市川越に延長11回の末、1―0で敗れていた。「リベンジができた。それがうれしい」と青は興奮気味。青空が開いた北本の快進撃はさらに続く。 (滝澤 俊之)

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