DeNAドラ9佐野 プロ初安打&初打点は貴重な同点打

[ 2017年4月9日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA1―1中日 ( 2017年4月8日    ナゴヤドーム )

<中・D>7回1死満塁、代打・佐野は中前に同点となる適時打を放つ
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 DeNAのドラフト9位・佐野が、貴重な同点打となるプロ初安打&初打点。チーム唯一の得点を生み、ドローに持ち込んだ。7打席目で待望の1本に「早く打ちたいと思っていた。毎打席いい場面で使ってもらっていて期待に応えたかった」と白い歯をこぼした。

 0―1の7回1死満塁の好機で代打として起用され、2ストライクと追い込まれながらも、外角高めの直球を中前にはじき返した。打席で思い出したのはラミレス監督の言葉。「追い込まれてからも自分のスイングをしなさい」とオープン戦期間中にアドバイスされていた。「いつもと変わらないスイングができた」と振り返った。

 負ければ最下位に転落する一戦だっただけに、指揮官は「佐野は凄くタフな状況だったが、追い込まれてからもいいスイングをした。この引き分けは勝ちに等しい」とルーキーを称えた。 (中村 文香)

 ▼DeNA・石田(7回3安打1失点の好投)直球に力があり、全体的によかった。

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2017年4月9日のニュース