中日・若松　中３日８回１失点もドロー…打線振るわず

セ・リーグ   中日１―１ＤｅＮＡ （ 2017年4月8日    ナゴヤドーム ）

＜中・Ｄ＞中３日も、８回１失点と好投した若松
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　４日の広島戦（ナゴヤドーム）から中３日で先発した中日・若松が先発陣では今季最長８回を投げ６安打１失点と好投。「自分の球を信じて投げられた。今日のピッチングを続けていかないと」と手応えを口にした。

　奪った５三振のうち、４三振は直球が決め球。最速は１３７キロながら「コントロールが良かった」と攻めの投球を貫いた。前回は変化球でかわす場面が目立ち、３回３失点で降板。直後にこの日の先発を通達された。その間のブルペンでは「意図的に直球だけを投げた」と立て直しを図り、見事に修正してみせた。森監督も「今日は向かっていく姿勢が違った。今回、結果が出たから次の登板が大事なものになる」と期待を寄せた。

　延長に入ってからは三ツ間や佐藤ら若手が奮闘し、救援陣は無失点リレー。ただ、打線が６安打と振るわず開幕から８試合目で早くも２度目の引き分けとなり、指揮官は「昨日は打線が良くて、今日は投手。両方がかみ合ってくれたらもっと波に乗りやすい」とはがゆさをにじませた。　（徳原　麗奈）