“粘着”プロテクターはおとがめなし そもそも処分対象じゃなかった

[ 2017年4月9日 14:51 ]

プロテクターに付いたボールに苦笑いのモリーナ (AP)
Photo By AP

 米国のシカゴ・トリビューン紙(電子版)が7日に報じたところによると、カージナルスのヤディエル・モリーナ捕手(34)が着用していた“粘着”プロテクターはおとがめなしとのこと。

 これは6日のカブス戦でモリーナがワンバウンドの投球をブロックした際、ボールがプロテクターに付いたまま離れなかったというもの。プロテクターの表面に粘着性の異物が塗られていたのではないかと物議を醸した。

 ただ、仮に何かが塗られていたとしても、こうしたケースにペナルティーを与えるルールがメジャーリーグには存在しないとのこと。指に松ヤニを付けた投手が出場停止処分を科された例があるが、そうした処分も対象は投手のみで、捕手やその他野手はその限りではないという。

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2017年4月9日のニュース