星稜中 “雪国対決”制し史上初の夏春連覇 実った冬場トレ

[ 2017年3月28日 05:30 ]

スポニチ主催文部科学大臣杯第8回全日本少年春季軟式野球大会最終日・決勝   星稜中(石川)3―0秋田クラブ(秋田) ( 2017年3月27日    静岡県草薙総合運動場硬式野球場 )

<星稜中・秋田クラブ>田中監督を中心にナンバーワンポーズをとる星稜中ナイン
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 準決勝2試合と決勝が行われた。昨夏の全国大会覇者の星稜中(石川)は、準決勝で春季大会連覇を狙う強豪・明徳義塾中(高知)を6―2で破ると、“雪国対決”となった決勝では秋田クラブ(秋田)を3―0で下し、史上初の夏春連覇を成し遂げた。

 雪国の粘り強さを存分に発揮する戦いぶりだった。豪雪地帯に位置する石川県は他の地域に比べると実戦的な練習ができないため、冬場は走塁練習と体幹トレーニングに力を入れてきた。

 足を使った攻撃でかき回すチームらしく、常に次の塁を目指す姿勢を貫いて、準決勝では昨春の優勝校・明徳義塾中を撃破。決勝では0―0の2回に連続四球で築いた1死一、二塁から一挙3点を先制すると、このリードを守り切って勝利した。田中辰治監督は「この大会期間中にバント、走塁などお互いに指摘してしっかり話し合うことができた。準決で明徳に勝てたことが自信になった」と、春季大会の優勝旗を石川県に初めて持ち帰ることを喜んだ。

 「ここからが本当の戦いなので、今回は選手とは“おめでとう”の握手はしなかった。走攻守全てにおいてまだバラバラなので、鍛え直します」と厳しい一面ものぞかせた。夏の全国大会(横浜)へ向けて、“足”を武器とする星稜中ナインはすぐさま走りだした。

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