昨年5月に長女が誕生 賭博失格から再契約の高木京「復帰した姿を娘に」

[ 2017年3月28日 05:38 ]

球団旗を背に会見する高木京
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 巨人は27日、野球賭博に関与したとして1年間の失格処分を受けていた高木京介元投手(27)と育成選手として再契約した。背番号は「028」で年俸230万円。復帰申請を受けてこの日、熊崎勝彦コミッショナー(75)が球界復帰を認めた。野球賭博で失格処分を受けた選手が現役復帰した初の事例となった。

 東京・大手町の巨人球団事務所で会見した高木京は、神妙な面持ちで何度も深々と頭を下げた。「私が行ってしまった行為は非常に罪が重く、簡単に償うことができないと十分理解している。何で償えるかといったら野球しかない」。約1年ぶりの公の場。顔はほっそりと痩せ、長いブランクを感じさせた。

 昨年3月に処分を受けた直後は「もう野球をやる資格がない。この先どうすれば…」と途方に暮れた。自責の念から、巨人の試合中継もほとんど見られなかった。4月になって母校・国学院大の恩師に謝罪。励ましを受け「金輪際、賭け事はしないことを誓った」という。夏頃から同校グラウンドなどで練習。ブルペン投球も行った。

 昨年5月には長女が誕生。子育てを行う中で「このままだと賭博をして辞めた、で終わってしまう。何とかはい上がって、野球界に復帰した姿を娘に見せたい」との思いが募ったという。会見では話題が家族に及ぶと、時折声を詰まらせた。

 近くチームに合流。3軍で練習を行う。背番号はかつての28に0がついた。文字通りゼロからの再スタートへ「真摯(しんし)に、ひたむきに野球に取り組みたい」と話した。

 ◆高木 京介(たかぎ・きょうすけ)1989年(平元)9月5日、石川県生まれの27歳。星稜―国学院大を経て11年ドラフト4位で巨人入り。12年にセ・リーグ新人記録となる29試合連続無失点を達成して日本一に貢献した。入団以来139試合連続で黒星なしのプロ野球記録を継続中。通算6勝0敗1セーブ、防御率3.03。1メートル83、86キロ。左投げ左打ち。

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