清宮見たさに徹夜組も出た　平日ながら大観衆２万6000人

第８９回センバツ高校野球・第５日   早実５―４明徳義塾 （ 2017年3月23日    甲子園 ）

＜明徳義塾・早実＞３回表１死、早実・清宮は中飛に倒れる
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　帰ってきたスラッガーに聖地が沸いた。注目の清宮を見ようと、午前８時の開門時に並んだファンは前日の１３００人から３６００人に膨れ上がった。徹夜組も１９人から５８人に増加。平日の金曜ながら２万６０００人の大観衆が駆けつけ、内野席はほぼ埋まった。

　前日の午後６時半から並び、早実側の一塁ベンチ上の席に座った山本恵三さん（３６＝神戸市在住）は「並んだかいがあった。凄くいい試合だった」と感激。上村有紀子さん（４２＝名古屋市在住）は清宮が甲子園デビューした１５年夏も観戦していたといい「体が大きくなって、主将として前に出て、凄く成長したと感じました」と話した。