大谷 当面は「打撃」集中 走塁&投球は無理せず

[ 2017年3月25日 05:30 ]

搭乗口に向かう大谷
Photo By スポニチ

 右足首痛からの完全復活を目指す日本ハム・大谷が、患部の不安がなくなるまでは「打撃」に最大限集中する意向だ。「あまり(走塁は)求められていないと思う。それより打席の中でしっかり振って、ヒットや長打を求められていると思う」と胸の内を語った。

 昨年10月の日本シリーズで痛めた右足首は完治していない。底屈(爪先立ち)の動きが多い投球と走塁は万全ではないが、打撃はオープン戦7試合で4本塁打を量産中。すでに走塁で無理をさせない方針を固めている栗山監督は「投打で期待するのは当然。(大谷が)2人いると思っている」と「投手・大谷」の復帰時期も探ってはいるものの、当面は開幕から野手で起用する見込みだ。この日、大谷はチームとともに東京から札幌に移動。25日からのヤクルト2連戦(札幌ドーム)を経て、31日の西武との開幕戦(同)に向かう。 (山田 忠範)

続きを表示

2017年3月25日のニュース