中村「三十二の瞳」だ!77年準V以来の出場 山沖氏「長かったなあ」

[ 2017年1月28日 05:47 ]

第89回選抜高校野球大会出場校決定

40年ぶり2度目のセンバツ出場が決まり、ナンバーワンポーズで喜ぶ山本主将(中央)ら中村高の2年生部員
Photo By スポニチ

 中村は部員12人で準優勝し「二十四の瞳」と称された77年以来、40年ぶりの春。40年前に中学3年生だった横山真哉監督は「あの時の感動ははっきり覚えている。もう一度中村を(甲子園へ)、という地域の方の思いで実現した」と感無量の面持ちだった。

 今回は部員16人。この日は1年生が修学旅行中で、2年生10人で歓喜の瞬間を迎えた。四万十市は過疎化が進み、高知市内へは往復5時間かかるため、練習試合もままならない。それでも「バスの時間は戦略を話し合ったりしている。人数が少ない分、一人一人が主役になれる」と山本主将。昨秋の高知県大会で明徳義塾を破って初優勝した実力で、再び旋風を起こす。

 ▼山沖之彦氏(中村OB。77年春のセンバツでエースとして準優勝。元阪急)40年ぶりですか?長かったなあ。昨秋の四国大会を1回見ましたが、簡単には点を取られないチームです。甲子園でも自分たちの野球を貫いてほしい。

続きを表示

2017年1月28日のニュース