阪神ドラ1大山“鉄人化”誓う「鍛えることを第一に」

[ 2017年1月28日 06:05 ]

大山は浜地(左)、才木(右)らとノックを受ける
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 阪神のドラフト1位の大山は宜野座キャンプでの“鉄人化”を誓った。「鍛えることを第一に考えていかないといけない。体をしっかりつくる意味でも意識してやりたい。自分の数値はまだまだ。同期の選手もそうですし、先輩方と比べると、すごいとしか言えないぐらい離れている」。同僚選手との現状の筋力差を率直に認め、キャンプ中のパワーアップを掲げた。 

 新人合同自主トレは区切りの打ち上げ。実は“力”の差を痛感する約3週間だった。大学ではウエートトレーニングにほとんど取り組んだことがなく、鳴尾浜の球団施設で自主トレ中だった他の若手選手との違いは歴然。短期間の内に例えば、ベンチプレスでは15キロ増でも「まだまだ全然追いつかないです」と明かした。伏せられた入団当初の重量は周囲と比べて相当低かったとみられる。

 逆に言えば、伸びしろの大きさを示していて、トレーニング指導する土屋2軍トレーナーにも「(トレーニングを)していなくても遠くに飛ばせる能力がある。力が加わってくればもっと伸びると思います」と期待を寄せられた。

 28日に沖縄入りして29日から若手中心の先乗り自主トレが開始。「(重量は)急に上がるものではないですが、それだけ上げれば力も付いてくる。継続してやっていく。(キャンプでは)ユニホームを着て練習ができる。不安もありますけど楽しみもあります」。鍛えながら争う―。大山の戦いがいよいよ始まる。 (巻木 周平)

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2017年1月28日のニュース