日本一暑い街から初の甲子園!多治見 小さなことからコツコツ

[ 2017年1月28日 05:30 ]

第89回選抜高校野球大会出場校決定

センバツ出場の垂れ幕が掲げられる中、喜びを爆発させる多治見ナイン
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 多治見が春夏通じて初の甲子園切符。21世紀枠で選出される確率は五分と思っていたそうで、選手たちは驚きのあまりしばらく声を出すことができなかった。

 佐藤主将は「地域の人が期待してくれているので、全力プレーで頑張りたい」と決意を示した。グラウンドは外野ノックができないほど狭い上に他部と共用のため、硬球の代わりにテニスボールやバドミントンのシャトルを使う練習で工夫してきた。昨秋は岐阜大会で初優勝。高木裕一監督は「小さなことからコツコツやろうと言ってきて、それを達成できた結果」と目を細めた。

 夏は最高気温40度を超え「日本一暑い街」として知られる多治見市をナインが春から熱く盛り上げる。

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2017年1月28日のニュース