大引、奉納試合で10年越しの2戦連発 有言実行「一発打ってやろうと」

[ 2016年11月5日 14:19 ]

明治神宮外苑創建90年記念奉納試合 ( 2016年11月5日    神宮 )

<東京六大学選抜・ヤクルト>4回1死一、二塁、法大時代から10年の時を経て2試合連続となる3ランを放った大引

 宣言通りに10年ぶりの「2戦連発」だ。明治神宮外苑創建90年記念奉納試合、ヤクルト対東京六大学選抜戦で、ヤクルト・大引が3ランを放った。

 4回、3点を先制してなおも一、二塁。立大・沢田圭の高めの球を強振。打球は高々と舞い上がり、左翼席に達した。笑みをこぼしてダイヤモンドを回り「完璧でした。切れるかなと思ったが、ポールの内側を通ってくれました」とうなずいた。

 法大に在籍していた10年前。80年記念試合は東京六大学選抜の一員として出場していた。1番打者として、いきなり先頭打者弾。オリックスでプロ人生をスタートさせ、ヤクルトの一員となって再び臨んだ奉納試合で「前回は無我夢中だったが、今回は一発打ってやろうと思った」と密かにアーチを狙っていた。有言実行となり「目標が達成できてよかった」と目尻を下げた。

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