平田、残留へ 西山球団代表「最後のところ」

[ 2016年11月5日 05:30 ]

 国内FA権を取得し、去就が注目される中日・平田良介外野手(28)について西山和夫球団代表が4日、一両日中の決着を示唆した。ナゴヤ球場を訪れた代表は今月2日の交渉から「進展はない」としながらも「最後のところ。もう少し、お待ちください」と笑顔で報道陣に応対した。

 事は順調に進みつつある。これまで複数回の交渉を行ったが、話題は施設の設備面の改善点などに終始。ただ金銭面が残留の主条件でないことが確認できただけに手応えはある。9日の宣言期限を前に、近日中に予定する交渉でも「私が納得するまで話すだけ」と思いをぶつける覚悟だ。

 平田は前日3日に「第一は中日で考え、話し合いをして、自分のやりやすい環境なら…」としており、権利を行使せずに残留を決意したもよう。大島に続き、平田の残留が来季巻き返しへのスタートラインとなる。

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2016年11月5日のニュース