日本人最重量の西武ドラ2中塚 スピードも頂点目指す

[ 2016年11月5日 06:26 ]

西武・渡辺SDと握手を交わす西武のドラフト2位・中塚

 速い、でかい、そして重い!西武からドラフト2位指名された白鴎大・中塚駿太投手(21)が4日、栃木県小山市の同大キャンパスで指名あいさつを受けた。

 1メートル91、105キロの巨体。隣に並んだ1メートル85の渡辺久信SDが「僕より大きい人はなかなか見ないよ」と思わず見上げたほどだ。大のラーメン党で豚骨が大好物。替え玉は4玉が当たり前だ。以前は週7日と毎日食べていたが「すぐ太るので、今はセーブしています」。今季登録された選手では、巨人・沢村の101キロを上回る日本人投手の最重量だ。「何でも一番になるのはいいこと」と屈託なく笑った中塚に、渡辺SDも「痩せたら魅力がなくなる。食べた分、練習もたくさんやればいい」とスケールの大きさに太鼓判を押した。

 その体重を存分に乗せた直球は今ドラフト指名選手で最速の157キロ。関甲新野球リーグでは今春までリリーフで、秋から先発に転向した。渡辺SDも「まだまだ伸びる素材」という遅咲きの右腕だ。体のように夢も大きい。日本最速165キロの日本ハム・大谷は同学年。中塚は「凄い数字だけど、同じ人間だし、誰しも可能性はある。その可能性を信じて、いつかは並びたい。僕は球速が見どころ。そこにこだわる」と宣言した。

 小学生の頃、初めてプロ野球を生で見たのが西武ドームの近鉄戦。松坂(現ソフトバンク)が登板した試合だった。チームには本家・おかわりの中村に左のおかわり(坂田)、おかわり2世(山川)がおり、そこに加わる「投げるおかわり」。会見では「人見知りなんで…」と、照れながら大きな体を縮めた。気は優しくて力持ち、の中塚は「いつかチームの顔、エースになれれば」と誓った。 (鈴木 勝巳)

 ◆中塚 駿太(なかつか・しゅんた)1994年(平6)12月26日、茨城県つくば市生まれの21歳。松代小4年時に「松代ブルーサンダース」で野球を始め、手代木中までは軟式でポジションは捕手。つくば秀英で投手転向。甲子園出場なし。白鴎大では1年春にデビューし、4年秋の新潟医療福祉大戦で初完封勝利。1メートル91、105キロ。右投げ右打ち。趣味は寝ること。好きな言葉は「真っ向勝負」。

 ▽プロ野球の最重量選手 現役の日本人選手では、ロッテ・井上の114キロ。13年11月の契約交渉時点では110キロだったが、プロ入り後に4キロ増で登録した。過去の最重量は10~14年に中日に在籍した中田亮二の115キロだが、ダイエー・香川伸行は89年の引退後、「現役時代は最高130キロだった」と告白。登録は96キロで34キロの誤差があった。外国人選手を含むと、楽天・アマダーが135キロ。15年12月の入団発表時、史上最重量選手として話題に。

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