常総学院 普段着野球で3回戦進出「チームとして勢いのつく勝利」

[ 2016年8月14日 14:01 ]

<中京・常総学院>常総学院は6回、1死満塁の場面で中村の2点適時打で生還した鈴木昭(右)は笑顔を見せる

第98回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦 常総学院8―3中京

(8月14日 甲子園)
 常総学院は初回に2失点しながらも逆転勝ち。3回戦進出を決め、佐々木監督は「チームとして勢いのつく勝利」と表情を緩ませた。

 2―2の同点で迎えた5回は有村のセーフティースクイズで勝ち越し。続く6回には安打と2つの四死球で1死満塁とすると、中村に左前への2点適時打が飛び出した。その後も3本の適時打で10安打8得点。佐々木監督は「単打を積み重ねて加点するのがチームのスタイル。普段通りの野球ができた」と2試合連続の2桁安打に納得の様子。「甲子園入りしてから選手が成長している」とうなずいた。

 有村は5回のセーフティースクイズを含めて3打点の活躍。3回には同点の犠飛、8回には相手を突き放す適時二塁打を放った。「セーフティースクイズは監督のサイン。練習していたので緊張はなかった」と明かし、「小技と強打で粘り強く戦うチームスタイルが出せてよかった」と笑顔を見せていた。

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2016年8月14日のニュース