Aロッド引退試合でタイムリー二塁打 最後は三塁守備にも

[ 2016年8月14日 05:30 ]

<ヤンキース・レイズ>9回表三塁守備に着くと、名残惜しそうに守備位置の土を握りしめたアレックス・ロドリゲス

ア・リーグ ヤンキース6―3レイズ

(8月12日 ニューヨーク)
 ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(41)が12日(日本時間13日)、現役最後となるレイズ戦に「3番・DH」で臨んだ。4打数1安打1打点で、1点を追う初回1死一塁で右中間へ同点適時二塁打を放ち、逆転勝ちに貢献した。

 母親や兄弟、2人の娘も観戦。試合前セレモニーは雷雨に見舞われ「こういう運命か」と笑った。史上4人目となる通算700本塁打へはあと4本。若返りのチーム方針からチームのアドバイザー就任が内定する一方で、米メディアでは現役復帰の臆測もやまないが「これ以上の思い出はつくれない」とだけ話し、そのことへの明言は避けた。9回には打者1人限定で三塁守備にも就いた。試合後は三塁ベース付近の土を甲子園球児のようにポケットに収め「一番思い出の場所だから」とはにかみヤンキースタジアムを去った。 (後藤 茂樹)

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2016年8月14日のニュース