佑ちゃん、4回途中5失点KO 316日ぶり勝利ならず…2軍落ち

[ 2016年7月28日 19:35 ]

<西・日>4回途中、5失点で降板する先発・斎藤に厳しい視線を送る栗山監督

パ・リーグ 日本ハム―西武

(7月28日 西武プリンス)
 日本ハムの斎藤佑樹投手(28)が28日、西武プリンスドームで行われた西武17回戦に先発登板。初回にいきなり3点を失うなど6安打5失点で、先発試合では今季最短となる3回2/3で降板し、昨年9月16日のロッテ戦(QVCマリン)以来316日ぶりとなる勝利はならなかった。

 斎藤は今月13日のオリックス戦(京セラD)で5回3安打無失点と好投したが、打線の援護なく、勝利をつかむことができなかった。だが、この日は味方打線が初回に幸先よく1点を先制。リードをもらってマウンドに上がった。

 ところが、先頭・金子侑にいきなり四球を与える不安な立ち上がり。その金子侑を自らのけん制球でアウトに仕留めリズムに乗るかと思われたが、続く秋山に内野安打を許し、さらに自らの暴投で1死二塁。ここで森に左中間二塁打を打たれてあっという間に同点に追いつかれると、続く浅村にも左翼線に二塁打され、あっさり逆転。さらに中村に4連打目となる左前適時打を打たれてこの回計3点を失った。

 2回には2死を取ってから初回に続いて金子侑を四球で歩かせ、二塁盗塁で2死二塁。ここで秋山に2ボール1ストライクからの4球目直球を右翼スタンド運ばれ、2回で5失点という苦しい立ち上がりとなった。

 3回は中軸を3者凡退に仕留め、立ち直る兆しを見せた斎藤だったが、4回は2死から岡田に右前打され、続く金子侑に3打席連続の四球を与えたところで、栗山監督が投手交代を告げた。斎藤は3回2/3で88球を投げ、6安打5失点。3四球を与え、奪った三振は1個だった。

 試合後には2軍行きを告げられた。

 ▼日本ハム・斎藤(3回2/3を5失点)真っすぐがよくなかった。本来の真っすぐと比較して質もそうですし、思った通りに投げられなかった。攻めの投球ができませんでした。

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